※商品を調整する際は、電動ドライバーを使用しないでください。商品の不具合や破損の原因となります。
ご自身で調整しても不具合が改善されない場合は、まずお取り扱いの建築業者、工務店、販売店、または、当社お客様相談室に修理を依頼してください。
折戸の上下にすき間ができたり、折戸同士がぶつかる場合は、折戸の高さや位置調整することができます。
POINT
まずは調整可能なタイプか確認
クローゼットドアの折戸には、フリータイプと固定タイプがあります。
フリータイプ(ノンレール・土間納まりを除く)
吊元側(両サイド)をキャッチからはずして扉を移動できるタイプ。建付け調整が可能です。
※ノンレール納まり・土間納まりの建付け調整は、お取り扱いの建築会社、工務店、販売店または当社お客様相談室にご相談ください。
固定タイプ
吊元側(両サイド)が完全に固定されたタイプ。建付け調整は、商品をお求めの建築会社、工務店、販売店または当社お客様相談室にご相談ください。

原因は扉の傾き
すき間ができたり、折戸同士がぶつかるのは、折戸の取付け位置がズレて扉が傾いていると考えられます。
●上や下にすき間があったり、上下の枠にぶつかる場合
上下の調整

●中央にすき間があったり、折戸同士がぶつかる場合:
左右の調整

吊車は調整範囲内で調整を行ってください。調整範囲限界で調整ネジが固くなりまわしづらくなりますので、それ以上まわさないでください。部品が破損し、調整できなくなるおそれがあります。
扉を折りたたんで左右に移動する場合は、必ず中央部を持って静かにスライドさせてください。無理にスライドさせたり、折戸の上下端部を持ってスライドさせると、商品が破損するおそれがあります。
建付け調整方法(上下)
※写真は埋込・薄下枠の場合。直付下枠の場合も同様です。
1. 上枠・下枠のキャッチから扉をはずす
折戸を全開にして、扉が重なった状態のまま中央側に引いて、上枠・下枠のキャッチをはずします。

2. 折戸の高さを調整する
プラスドライバーで吊車の上下調整ネジをまわして折戸の高さを調整します。
- 時計回りで上がります。
- 反時計回りで下がります。

3. 上枠・下枠のキャッチを固定する
折戸を枠側へ押し込み、上枠・下枠のキャッチにはめます。

建付け調整方法(左右)
※写真は埋込・薄下枠の場合。直付下枠の場合も同様です。
1. 上枠・下枠のキャッチから扉をはずす
ハンドルを持って折戸を閉める方向に引いて、上枠・下枠のキャッチをはずします。

2. 下キャッチの固定ネジをゆるめる
プラスドライバーを反時計回りにまわして下キャッチの固定ネジをゆるめます。

3. 下キャッチの位置を調整する

4. 下キャッチの固定ネジをしめる
プラスドライバーを時計回りにまわして下キャッチの固定ネジ(1か所)をしめます。

5. 上枠・下枠のキャッチを固定する
ハンドルを持って折戸を枠側へ押し込み、上枠・下枠のキャッチにはめます。

※一部除き2024年3月時点で販売している商品の情報のみ掲載しています。
※このページの情報は2024年3月時点での「使い方&お手入れガイドブック」(住宅用)の掲載内容に基づいています。最新の情報は各「使い方&お手入れガイドブック」の最新版をご確認くださいますようお願いいたします。
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