1.概要
住宅や建築物の低炭素化(CO2排出削減)に向けて、2012年12月から「低炭素建築物認定制度」がスタートしました。 新しい省エネ基準に比べて、一次エネルギー消費量を10%以上減らすなど、一定の性能を持つ低炭素建築物を認定し、税制優遇などの処置を講じていくというものです。ここでは、「低炭素建築物認定制度」に関して、詳しく紹介します。
「低炭素建築物新築等計画認定制度」とは?
省エネ基準の改正とともに、新たに制定された「都市の低炭素化の促進に関する法律」(エコまち法)に基づき「低炭素建築物新築等計画の認定制度」(低炭素建築物認定制度)が創設され、その認定基準が策定されました。 省エネ基準と認定基準は、ともに建築物の省エネルギー化・低炭素化を促進することを目的としており、基準そのものが相互に関連しています。