窓などで発生する結露。放置するとカビやダニの発生を招き、
健康を脅かす原因になりかねません。
いつまでも今の家でイキイキと健やかに暮らすために、
また遊びに来た子ども世帯や孫も快適に過ごせるように、結露を解消したいものです。
窓などで発生する結露。放置するとカビやダニの発生を招き、
健康を脅かす原因になりかねません。
いつまでも今の家でイキイキと健やかに暮らすために、
また遊びに来た子ども世帯や孫も快適に過ごせるように、結露を解消したいものです。
湿度70%くらい*から盛んに繁殖するカビやダニ。
結露した窓のあたりは湿度が高くなるなどで
カビが発生しやすい環境になる可能性があります。
さらにカビを食べるダニも増えて、窓は不衛生な状態になりかねません。
*参考:ASHRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会)1985年報告
子ども世帯の半数近くが、あまり実家に行きたがらない理由として「ジメジメする」と答えています。
窓で発生した結露もその原因の一つになっているかもしれません。
空気中にはもともと水蒸気が含まれています。
温かく湿った空気が冷やされ、
空気中の水蒸気が水滴になるのが「結露」です。
コップに冷たい水を注ぐと外側に水滴が付くのを
ご存じだと思います。それも結露の一例です。
住まいでも、室内の暖かな空気が、
外気で冷やされた窓の表面に触れると、
含まれている水蒸気が水滴になるのです。
窓が結露しやすいのは、そこが家の中で
特に冷たくなりやすい場所だからと言えます。
一口に「窓」と言っても、結露が発生しやすいものも、発生しにくいものもあります。
たとえば、ガラスを二重にした複層ガラスの窓や、今ある窓の内側にもう一つの窓を取り付けた二重窓は、
間に空気をはさむことで熱を伝わりにくくするため、屋外が寒い日も屋内側では結露が発生しにくいです。
また、アルミ製のサッシよりも熱を伝えにくい樹脂製の窓も結露を抑えることができます。