樹脂窓って何?
樹脂窓の特長やメリットをご紹介。
樹脂窓って、色々すごいんです。
樹脂窓とは
樹脂窓って、なに?
樹脂窓とは、窓のフレームが樹脂製でできている窓のことです。
断熱/遮熱/気密性に非常にすぐれています。
なるほどね。窓を樹脂窓にすると、どのようなメリットがあるの?
まず、熱の伝わりが小さい樹脂窓は、結露を防ぐという特長を持っています。
防露性能比較(社内試験)
室内側樹脂形材により、カビ・ダニの原因になる結露を抑制します。
【社内試験】室内温度20℃/室外温度0℃/相対湿度50%
※注意:結露の発生は窓の性能だけでなく、住まいや他の自然環境にも影響されます。室内の条件によっては結露が発生する場合もあります。
また、樹脂窓は高性能なLow-E複層ガラスと組み合わせることで、高い断熱性を発揮します。
窓の表面温度比較(サーモグラフィー)(室内)
Low-E複層ガラスの熱の逃げにくさは単版ガラスの約4倍です。
省エネ効果
夏は日射しによって温められた暑い空気の70%近くが窓から室内に入ってきます。窓の遮熱性/断熱性を高めるとその暑い空気を伝えにくくするため、室内の温度上昇をおさえることができます。
冬は家の中であたためた空気の50%近くが窓から逃げてしまいます。窓の断熱性能を高めると室内であたためた空気を逃がしにくくするため、室内の温度低下をおさえることができます。
このように窓の断熱性能を高めると夏も冬も少ないエネルギーで保冷保温効果が生まれ快適に過ごすこともできます。
※上記数値は、YKK AP算出です。
窓からの熱の流入出比率の算出条件 【解析No:00033】(2021.7.1更新)
●使用ソフト:AE-Sim/Heat(建築の温熱環境シミュレーションプログラム)/(株)建築環境ソリューションズ ●気象データ:「拡張アメダス気象データ」2010年版 標準年/(一社)日本建築学会 ●住宅モデル:2階建て/延床面積 120.08㎡/開口部面積 32.2㎡(4~8地域)「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプラン●躯体:平成28年省エネルギー基準レベル相当 ●窓種:アルミ(複層ガラスA8未満) ●環境条件: 冬:外気温:2.6℃、室温:20℃ 2月14日 5〜6時(日平均外気温最低日)、東京 夏:外気温:34.8℃、室温:27℃ 8月5日 14〜15時 (日平均外気温最大日)、東京
断熱性の高い窓を採用すると、省エネにもなるんです。
樹脂窓は実は家計にもやさしいんですよ。
光熱費を節約する家計にやさしい窓
一度取り付けたら、お金のかからないエアコンがあります。「樹脂窓」です。
※住まいの条件により得られる数値は異なりますので目安としてご利用ください。
冷暖房費 算出条件 算出条件【解析No:00064】
建築の温熱環境シミュレーションプログラム「AE-Sim/Heat」((株)建築環境ソリューションズ)を用いて算出した年間冷暖房負荷を「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」((一財)建築環境・省エネルギー機構)に基づきエネルギー消費量、冷暖房費に換算。●気象データ:「拡張アメダス気象データ」2010年版標準年/(一社)日本建築学会 ●計算地点:東京 ●住宅モデル:2階建て/延床面積120.08㎡/開口部面積32.2㎡(4∼8地域)「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプラン ●住宅の仕様:開口部※1アルミサッシ(複層ガラス(A8未満))、アルミ樹脂複合サッシ(複層ガラス(A11以上))、開口部※2 APW 330(Low-E複層ガラス(遮熱タイプ)ブルー)/ガス入/樹脂スペーサー ●躯体:平成28年省エネルギー基準適合レベル相当 ●遮蔽物:居室の8窓にレースカーテン、和室の窓に和障子を併用 ●想定生活者:4人家族 ●空調設定:暖房20℃ 冷房27℃(就寝時28℃)・60% ●空調運転方法:間歇運転 ●電気料金単価:31円/kWh(税込)((公社)全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価)
※1【熱貫流率】「建具とガラスの組み合わせ」による開口部の熱貫流率を使用 【日射熱取得率】JIS R 3106より求めた日射熱取得率を使用
※2【熱貫流率】自己適合宣言の熱貫流率を使用 【日射熱取得率】JIS R 3106より求めた日射熱取得率を使用
なるほど。それはうれしい。
人にやさしい
結露すると、カビやダニも発生したりして、健康にも良くないですよね。
結露を防いでくれるのはうれしい。
樹脂窓は、構造的に、掃除がしやすいのも特長です。
奥さまにうれしいことがいっぱいあります。
ガスケットが無く、ガラスとフレームの段差が小さく、掃除が楽になりました。
ほんとですね!
それだけじゃないんですよ!奥さまだけでなく、高齢のかたにもやさしいんです。ヒートショックを防ぐこともできるんです。
暖かい場所から急に寒い場所へ行くと、急激に血圧が上昇し心臓発作や脳血管障害を引き起こすことがあります。この身体の変化のことを「ヒートショック」といいます。
入浴中の死亡の大半はヒートショックによるもので年間推定14,000人に達すると言われております。これは交通事故死をはるかに上回る約2.4倍の死亡者数となっております。
断熱化されていない住宅で、お部屋によって温度差が10℃以上になることは、ヒートショックが起こりやすい環境といえます。
上記数値は、YKK AP算出です。
冬:外気温 0.5 ℃/室温 20 ℃ の場合
冬の住まいでは、熱の50%近くが窓やドアなどの開口部から逃げていきます。室内の温度を逃がさないようにし、外気から入る冷気を遮断して、温度差をなくすようにすることが大切です。心臓や血管に負担を与えない健康な生活を維持しましょう。
樹脂窓は寒冷地でよく使われているのですが、寒冷地でなくても樹脂窓を採用することにはメリットがたくさんあるんですよ。
ヒートショックは寒冷地だけの問題ではありません。
樹脂窓の特長がよくわかりました!
樹脂窓はエコな窓なんです。
家族のためにも、環境のためにも樹脂窓はいいですよ。