YKK AP

施工例

事例01 「長生きできる家」に住みたかった

「この家は自分たちの人生をポジティブに変えていける――」長生きするために暖かい家を建てたという福本さんは、お金で買えない人生の価値を「買えた」とのこと。そんな住まいと窓についての興味深いお話を伺いました。

―― 美しい庭が目を引きますね。
福本 室内と室外がスムーズにつながる家にしたかったんです。室内はできるだけ自然素材でつくっています。システムキッチン以外は、床も壁も扉も全部、自然素材です。リビングの大きな窓を開けると、ウッドデッキが広がります。
軒下にハンモックやテーブルがあって、その先には庭がある。さらにその先には里山があるというように、部屋と自然がひとつにつながっていくようなイメージを持って設計しました。

―― そもそも、どうして高性能な住宅を建てようと思ったんですか?
福本 長生きできる家に住みたいと思ったからなんです(笑)。僕は今年46歳で、妻は13歳年下。平均寿命から考えれば、僕のほうが20年くらいは先に死ぬ計算になります。結婚当時に住んでいたアパートは、とにかく寒くて辛かった。家を建てるなら、家の中の気温差による体の負担がない家にして、なるべく長生きしよう。妻や子どもに、迷惑をかけないようにしようと考えていたんです。

世界基準の家を建てるにはAPW 430しかなかった

―― 長生きしたくて断熱エコハウスを建てたというのは、はじめて聞きました。窓は、YKK APの高性能トリプル樹脂窓「APW 430」を使われてますが、選んだ理由をお伺いできますか?
福本 この家は「パッシブハウス」というドイツの厳しい住宅性能認定を取得するつもりで建てました。それに必要なデータを、国産メーカーではYKK APしか提示できていなかったんです。YKK APは営業の他にSEという専門の人がすぐに的確な返事を返してくれます。本格的な高断熱高気密住宅を建てるためのバックアップが、素晴らしかったのです。実際「APW 430」のおかげもあり、パッシブハウスの認定を取ることができました。
加えて、サッシの外観側にブラックのタイプがちょうど発売されたんです。この家は外壁が焼杉なので、デザインがぴったりでした。YKK APは、窓のラインアップが多くて選びやすいですね。

―― 冷暖房はどのようにまかなっているのでしょうか?
福本 30坪ほどの家なのですが、6畳用のエアコン1台で、夏も冬もOKです。シーズン中は基本つけっぱなしなので、冬場の室温は平均して24.5℃、下がっても22℃ほど。夏場は昼も夜も26〜27℃ぐらいです。家の中は部屋ごとにドアで仕切るのではなく、大きなひとつの部屋のようなイメージで設計しているので、どこでも室温が一定。これは体験してもらえないとなかなか伝わらないのですが、ものすごく快適です。一般的な家って、冬場は暖房をつけている部屋だけ暖かく、廊下やお風呂、トイレなどはすごく寒いですよね。そういう温度差がないんです。

―― その快適さを維持するための光熱費は、どのくらいなのですか?
福本 冬は11月〜3月までエアコンをつけっぱなしでエアコンの電気代がトータル8,000円ほど。夏は6月〜9月までつけっぱなしでトータル1万円ほどでした。1ヶ月ごとの値段ではなく、シーズントータルの値段です。前の家では、子どもが幼かったこともあり、暖房も加湿器もつけっぱなしで、冬場は電気代が1ヶ月で2万5,000円もかかっていました。

―― そんなに違うんですか?
福本 そうなんですよ。断熱性能が良いので、外気温の影響を受けにくく、エアコンをつけっぱなしにしても、そんなに電気代が上がらないんです。

―― それだけ安いと家計は大助かりですよね。ちなみに、奥様は家の断熱性能に元々興味があったのですか?
奥様 全く興味なかったです(笑)。私にとっては、やっぱり間取りが一番大事でした。「性能はおまかせします」という感覚で。でも、実際に住んでみたら、こんなに快適なのかとびっくりしました。私自身は何も考えてなかったのに、こんな家に住めるなんて、自分は幸せ者だなって思っています。

こだわったキッチンよりも、家の快適さに毎日感動する

―― 建てる前と住んだ後では、考え方の変化はありましたか?
奥様 住む前は、デザインとかキッチンまわりが気になりますよね。でも、キッチンは思い通りのものが完成すれば、一旦満足してしまうんです。でも、実際に住むとなると、快適か快適じゃないかというのは、24時間常に感じるものですから、性能の重要度がぐんと上がりました。

―― 妊娠されていらっしゃるし、12月だというのに、素足ですね!
奥様 そうなんですよ。前の家では、冬は寒すぎて靴下を四重にして、ルームシューズだったのに。里帰り出産も考えましたが、実家よりも今の家の方が体への負担が少ないので、こちらで産む予定です。ここでの生活に慣れたら、他の家の寒さにはなかなか耐えられませんね。

―― 暖かい家は、子育てや出産もしやすくなると感じますか?
福本 はい、感じます。高性能住宅の良いところはたくさんありますが、一番の価値は、自分たちの人生をポジティブに変えていけるということだと思います。

―― 人生を変えていける、とはどういうことですか?
福本 今の家に住むようになってから、あらゆる家事の時間や生活のストレスが減りました。冬場は、厚手の部屋着が必要ないので、日ーの洗濯物が減ります。ストーブや除湿機を床に置く必要もないし、不必要なドアや段差がないので、掃除はロボット掃除機でだいたい済みます。子どものおむつを変えるときも、寒さを気にする必要がない。こうやって大きなものから細かいものまで、ありとあらゆるストレスが減っていくわけです。ストレスや家事の時間が減るので、その時間を使って、生活のクオリティを上げることができるようになりました。

―― その結果、生活にどんな変化が生まれましたか?
福本 僕は庭いじりにじっくり取り組んでいます。部屋の中が快適で、ボーっとする余裕があるから、庭とじっくり向き合える。妻は料理を楽しんでいます。こういったことって、一般的にはお金で買えない価値だ、とよく言いますよね。でも、今は断熱エコハウスにすることで “買える” んです。それなら、断熱エコハウスにしなければ、絶対、損ですよね(笑)。

事例02 めざしたのは「孫が帰ってくる家」「とにかく寒くない家」

「もっと家にいたくなった。早く帰宅するし、家事も楽しいし――」寒がりだとおっしゃる妹尾さんは「孫が帰ってくる家」をテーマに、終の棲家を建てたとのこと。そんな暖かな住まいと窓のお話を伺いました。

―― ご自宅を建てる際のポイントはどこにありましたか?
妹尾 大きく2つのポイントがあります。まずは「暖かい家」にすること。私自身がとても寒がりなので、とにかく寒くない家にするのは必須条件でした。

―― 前の家で寒さが辛いことを実感していたからこそ、暖かい家にしたいという気持ちが生まれたようですね。
妹尾 そうですね。もうひとつのポイントは「孫が帰ってくる家」。3人の息子はまだ結婚もしていないので気の早い話なのですが(笑)。この家は私たち夫婦にとっては終の棲家。息子たちが結婚し、孫が生まれたときに「おじいちゃんとおばあちゃんの家は、暖かいからずっといたい」と言ってもらえるような家にしたいなと。これは地方の社会問題を解決することにもつながるのではないかと考えています。

―― 暖かい家が社会問題を解決するとはどういうことでしょうか?
妹尾 孫が帰ってくるということは、子どもたちが帰ってくるということでもあります。地方はどこも人口の減少に悩んでいます。特に若者の人口流出が激しい。今後、デザインも住環境も長年愛着が湧く家が増えていけば、親が建てた家を継いでいく家族も増えるでしょう。休みがあれば定期的に帰ってくるようにもなると思います。地域に若い世代を呼び戻すことにも段々とつながっていくはずです。

断熱性能が高い家は部屋着も
荷物も光熱費もコンパクトになる

―― 過去にお住まいの家と比べて、生活はどのように変化していますか?
妹尾 冬場の部屋着は、今よりも1枚多かったですね。布団も薄くなりましたし、厚めの冬用布団や毛布も必要ありません。この家では、冬の昼間だと24〜25℃くらいまで暖かくなる日もあるんですよ。土地の日当たりとしてはちょっと厳しくて、13時を過ぎると直接の日光も入らなくてなってしまうのですが、問題はまったく感じません。ただ、朝は20℃くらいに下がってしまうのが辛いのですが…。

―― 20℃だって普通の家と比べたら遥かに暖かいですよね。光熱費も安くなっていますか?
妹尾 かなり下がっていますね。前の家は断熱性能がとても悪い家だったので、冬場は、灯油代だけでも月に3万円くらいは使っていました。なるべく家の中の温度を一定にしようと家全体を暖めていましたが、それでも部屋の中が約18℃、廊下は約15℃ほどでした。

―― 電気代なども含めたら、月に4〜5万円くらいかかっていたでしょうね。
妹尾 はい。今ではかなり安くなりました。太陽光パネルと相殺しているので単純比較はできませんが、光熱費全体で2万円くらい。緩やかに24時間エアコンをつけっぱなしにして、家中を快適な温度に保ちながら、以前の半額以下の光熱費です。

―― 窓は、YKK APの高性能トリプル樹脂窓「APW 430」を選んでいますよね。比較的温暖な中国地方には高スペックすぎるのではという意見もあると思いますが、実感はどうですか?この地域では窓の材質は樹脂が2割、樹脂複合6割、アルミ2割と聞いてますが。
妹尾 性能の良い窓を入れることは、快適さを保ちつつ、大開口や吹き抜けなどの空間的な自由度も生むので、当初からトリプルガラスは使いたいと思っていました。あとは、なんと言っても寒がりですから(笑)。人が過ごす時間の多い居室にはトリプルガラスを使いつつ、日常的に使わない部屋にはダブルガラスも使っています。

―― YKK AP以外にも、トリプルガラス樹脂窓は発売されています。YKK APを選んだ理由はなんでしょうか?
妹尾 YKK APはデザインがいいですね。縁が細くて、美しい。縁のデザインは、外観にも内観にも影響するので重要視しました。

家が変わると、夫は家に早く帰ってくる

―― 暮らしの様子も変わってきますか?
妹尾 自分自身のライスタイルが大きく変わりました。平日も週末も家にいる時間が増えたんです。以前は、22〜23時ごろまで仕事をするのが当たり前でしたし、休日はひたすらアウトドアスポーツに通う生活。それが一変し、ジムに行かない日であれば18時には帰宅しています。休日も家にいることが多くなりました。

―― 以前の家に住んでいるときは、家の中より外のほうが休息になっていたんでしょうか?
妹尾 そうかもしれないですね。この家はとても開放感があるので、家の中にいても外とのつながりを感じられるんです。薪ストーブをいじったり、プロジェクターで映画を観たりと、家の中で遊べるということもありますが、結局は居心地が良いから家にいるんだと思います。最近は、家事にも参加するようになりました。家事動線はかなり緻密に考えたので、作業はスムーズです。

―― 家が変わったことにより、家事もするようになったのですか?
妹尾 そうなんですよ。前の家に住んでいるときは、そもそも家にいませんから家事をやりようもないので。

―― どんな家事を担当していらっしゃるんですか?
妹尾 多いのは洗濯ですかね。楽しいんです。部屋干しの場所を変えていって、どこに干すとより乾くのか、実験を繰り返しています。より最適な場所を探したいと思って。あとはお酒が好きなのでおつまみを自分でつくったりもします。前の家では家にいなかったこともあって外食ばかりでしたが、相当減りました。妻も私も、人を家に呼んで持て成すことも増えましたね。

―― 温熱環境を良くすると、建築費は上がるけど、光熱費と医療費が下がるとよく言いますが、妹尾さんの場合は、外食費もレジャー費も下がっているということですね。
妹尾 そのとおりです。相当な額を節約していると思いますよ。家事をしていても、映画を観ていても、終わらない仕事を持ち帰ってきても、部屋が快適なので辛くない。だから、家にいる時間が増える。全国のご家庭に強く教えてあげたいことは「家が変わると、夫は家に早く帰ってくる」っていうことです(笑)。

―― 家が変わると、夫が家に帰ってくる。これは金言ですね。
妹尾 まぁ、妻からは「子どもが小さいときにそうして欲しかった」と言われていますが…(笑)。

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