Case 10
窓リフォーム
冬の悩みが解決

「冬といえば、厚着をしてコタツに入ってもまだ寒さを我慢していたのが、この冬は、こんなに薄着で過ごせるようになりました」と嬉しそうに教えてくれたのは、小樽市のEさんご夫婦。
親の代から受け継いだ築40年の木造住宅は、アルミと樹脂の二重窓からのすきま風と冷気、拭いても拭いても追いつかない結露にカビ、と冬の窓辺の悩みが勢ぞろいしていた。
「居間の窓は西向きなのですが、冬は西風が強く、冷たい風が窓に吹き付けるんです。古い家なので、窓枠と壁の間からもすき間風が入り寒い家でした」。大きな窓は、眺めはよいが暖気を逃し、寒さを運んでくる窓でもあった。
リフォームをしたのは、すでに交換済みだった浴室を除く家中16カ所の窓。暮らしの場である1階の居間、キッチン、和室は高い断熱性を求めて、世界トップクラスの断熱性を持つトリプルガラスの樹脂窓に。ほかの部屋は複層ガラスの樹脂窓に交換し、同時に床下にウレタンを吹き付ける断熱工事も行った。
「部屋の居心地は以前とは全然違います。結露もないし、2階で使っていた灯油ファンヒーターは、すっかり使わなくなりました」と奥さん。Eさんも、「古い枠の上から新しい枠で覆う工法なので、悩みの種だった壁と枠とのすき間もなくなり、とても暖かくなりました」と笑顔を見せる。
暖かい家なら活動的になれる

すきま風がなくなった今、西風の当たる居間の窓は、日が傾くころから西日が入り、暖かさを運んでくれる窓へと変わった。
居間とひと間続きのキッチンは朝日の入る東向き。住宅が隣接しているので、こちらの窓には視線を遮る型ガラスを採用。「以前は、居間は真ん中に桟のある古いタイプの窓、キッチンは小さな引違い窓だったので、新しい窓にしたことでガラス面がすっきりし、家中が明るくなった気がします」。
窓がよくなると、部屋が暖かく、明るくなる。暖かいから、コタツから離れるのも苦ではなくなり、薄着で動き回れるようになる。結露を拭いて回る手間もなくなる。特に寒さの厳しい地域では、窓を変えるのと変えないのとでは、暮らしぶりに大きな違いが出る。「窓を変えてから、オイルヒーターの止まっている時間も増えたので、燃料代も減っているはずです」と、窓リフォームは、人にも家にも家計にも、いいこと尽くしのようだ。
※YKK APよりお客様に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています
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