Case 13
窓リフォーム
開放的な大きな窓が悩みの種

札幌市のSさんが、築29年の中古住宅に暮らして2年。入居後最初の冬を過ごしたあと、2カ所の窓を複層ガラスの樹脂窓から、トリプルガラスの樹脂窓にリフォームした。 「どこを優先してリフォームすべきかを見極めるため、まずは購入したときのまま入居しました」と語るのは奥様。入居してみると、リビングの大きな窓はガラス内部にまで結露やカビが発生しており、また、以前の住人が窓間の柱を外して一枚の大きな窓にかえたことで、2階の床が下がってきつつある、といった窓周りの問題が発覚。古い窓のため断熱性も低く、暖房をつけても肌寒いのも悩みの種だった。 最優先すべきは、リビング窓のリフォームだと考え工務店に相談したところ、窓を交換するときにレンガ張りの外壁が壊れてしまうおそれが大きい、といわれてしまう。 「新しいレンガを張ったとしても、窓の周りだけ色が違ってしまうといわれ、せっかく窓を新しくするのに、壁がそんなふうになってしまうのは嫌だな……と困りはてました」。 そんなとき知ったのが、古い窓枠を外さずに新しい窓に交換することができる「マドリモ」だった。「ほかの窓にも結露は起こるのですが、個室を使うのは寝るときだけなので、まずはリビングを最優先。一度に全部をリフォームするのは、予算的にも大変ですからね」と奥様。壁を壊すような大規模な工事ではないので、1カ所ずつでも都合に合せて交換できるのもマドリモのいいところだ。
カーテンを開け放して、開放的に暮らせるように

窓リフォームの際、大きな窓の真ん中に柱を増設したことで、2階床の下がり対策も万全。新しい窓にかえてから、同じ暖房を使っていても、部屋が暖かくなったのはもちろんのこと、「外からの視線が気にならなくなったので、カーテンを開けて気持ちよく暮らすことができます」と奥様。 新しい窓に入っている断熱タイプのLow-E複層ガラスは、反射の具合で日中、屋外からは室内がほとんど見えない。これまで日中はレースのカーテンを閉めっぱなしだったS邸でも、いまでは、四季折々の花が咲く庭の景色や遠くの山も眺められるようになった。 「それに、結露が起こらないのがいいですよね。以前は毎日のように窓台が水浸しになって……あの、面倒な掃除から開放されて、とてもうれしいです」。気持ちよく過ごせるようになった窓辺に置いたハンモックに揺られるのが、奥様の最近の休日の楽しみだ。
※YKK APよりお客様に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています
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