台風(発生・上陸数)
※気象庁「台風の統計資料」より
台風は、春先は低緯度で発生し、西に進んでフィリピン方面に向かいますが、夏になると発生する緯度が高くなり、右図のように日本に向かって北上する台風が多くなります。中でも9月以降になると南海上から放物線を描くように日本付近を通るようになります。ですので、8-9月にかけて台風対策をすることをおすすめいたします。
台風の月別の主な経路
(実線は主な経路、破線はそれに準ずる経路)
出典:気象庁ホームページおよび一般社団法人 日本サッシ協会「お住まいの窓やドアへの耐風や暴風時の備え<事前の準備や注意事項など>」より抜粋
平均風速20m/s以上になると、看板の落下や屋根瓦、屋根葺材が飛ぶなど被害が出始めます(※)。
強い台風では飛来物で窓ガラスが割れるなどの危険性が高くなります。
ガラス破片でケガをしたり、雨が吹き込んで腐食やカビが発生し高額リフォームが必要になることも。
また暴風が室内へ一気に流れ込み、家の屋根が吹き上がってしまうという被害も報告されています。
風圧に耐える「強風対策」とガラスの飛散を防ぐ「飛来物対策」。
その両面を兼ね備えているのが耐風シャッターです。
またシャッター設置が難しい小窓には、
雨水の浸入を防ぐ水密性能、風圧に耐える耐風圧性能の高い窓(S-5・W-5等級)と、
飛散しにくい安全合わせ複層ガラス/防災安全合わせ複層ガラスの組合わせで対策できます。
1階だけでなく、2階にも。住まいのあらゆる窓に対策を行いましょう。
台風時の飛来物に備える一番の対策は、窓をむき出しにしないこと。
シャッターや雨戸をつけることで飛来物から窓を守り、防犯にも役立てることができます。
リモコンで開閉できる電動のシャッターなら、台風接近時に窓を開けることなく
シャッターを閉めて快適に過ごすことができます。
「エピソードⅡ NEO-R」は、風速62m/s相当でも耐えられる耐風圧性と、
1時間あたりの降水量240㎜相当の降雨時に風速20~35m/s相当の風が吹いても
窓からの雨の浸入を防ぐ水密性を実現。大切な住居や家財を守ります。
(注)台風や暴風発生時には飛来物によりガラスが飛散する恐れがあります。
安全合わせ複層ガラス/防災安全合わせ複層ガラスなども併用し飛来物対策することをおすすめします。
※木造用サッシにおいて
「安全合わせ複層ガラス/防災安全合わせ複層ガラス」はガラスの間に強度と柔軟性に
優れた樹脂中間膜を挟み込んでおり、飛来物が当って割れても破片が飛散しにくいのが特長です。
とがった破片が飛散し、暴風時は二次災害の可能性大!
破片が飛散しにくく被害拡大を防止
2018 年〜2020 年は立て続けに最大瞬間風速55m/s 以上の強風を観測。台風による強風被害への対策が、いまや日本全域で必要になってきています。
毎年のように台風や竜巻による被害が発生し、突風や強風が吹くことも増えてきています。
カーポートを選ぶ際は、下から吹き上げるような
強風にどれぐらい耐えられるかという「耐風性能」にご注目。
安心できるカーポートで自然災害に備えましょう。
※耐風性能の数値は目安であり商品保証値ではありません。