制作協力 : ソトコト
快適かつ健康に暮らすために、
樹脂窓のある暮らしを選んだご家族の元へ。
家が仕事場でもあるというご夫妻の、
暮らしの様子をお届けします。
「子どもたちと共に成長していく家に」との思いを込めて2020年7月、新潟県三条市に新築一戸建てを完成させたIさんご一家。ご夫妻は共にフリーランスで、在宅で仕事をしている。以前はすぐ隣のご主人の実家で暮らしていたが、旧来の家のつくりに戸惑うことも多かったそう。「冬は部屋によって温度差があり、結露した窓の掃除も大変でした。また、夏は湿度が高く、床下から湿気を感じるほどでした」と奥様。ご主人は、「快適に過ごせるのはもちろん、子どもたちが室内でも外でも遊び回れること、私たち夫婦が働く場所として機能的であることをこの家に求めました。さらに具体的な希望としては、憧れだった“大屋根で風通しの良い吹き抜けの家にしたい”ということです」と話す。
一般的に吹き抜けの家は、温度管理が難しいと言われている。その中でIさん宅では6畳用エアコンを1階と2階の床下に1台ずつ設置し、階の間に取付けた高性能な換気扇で季節に応じて空気の流れを変化させる仕組みを採用した。設計・施工を請け負った新潟市の『オーガニックスタジオ新潟』の設計士・山田剛さんは、「3枚ガラスの樹脂窓を標準装備にすることで、庭に面して大開口部を設けても断熱性と気密性が抜群に良くなるため、むしろ吹き抜けにすることで温度管理がしやすい住まいになります」と説明する。
入居して初めての夏。Iさんご一家は快適に過ごせたという。「夏場の湿度を55%にするとよいと聞いて、温湿度計を見ながらエアコンの温度を調整。すると、部屋のどこに居ても温度が一定で過ごしやすいと感じました」と奥様はうれしそうに教えてくれた。
お庭の木々を室内からも眺められるように、コーナー部にFIX窓を配置。
ほどよく光を取込み、除影をつくり出す地窓。
食卓から見える庭の風景もご馳走。
窓から見える季節の移ろいを感じながら、気持ちよく調理ができる。
集中とひと休みを可能にするスペース。
外の風景を眺めながら手洗い。
この新しい家にもう1つ重要だったのは、ご夫妻の仕事場を設けること。キッチンの続きと、2階の寝室奥にお互いに使えるワークスペースを設けた。それぞれのデスク前には3枚ガラスの大きな樹脂窓が取付けられ、広く抜ける視界の先には庭の木々が見える。「家で仕事をする時間が長いので、集中しながらもふとリラックスできる居心地のよいカフェのようなスペースが欲しいと思っていました」と奥様。
また、2階のワークスペースのみ、オンラインでの大事な会議の際に子どもたちが入ってこないよう、鍵をかけられるようにした。「防音材などは入れていませんが、室内の音が漏れにくく、話をしていてもほかの部屋にいると聞こえにくいので、お互いによい環境で過ごせています」とご主人も大満足のご様子だ。
外部の音を遮断し、また、中の音ができるだけ漏れないようにと意識した、集中できる仕事スペース。
成長に合せて子ども部屋が必要になった場合を想定して、窓は3つ。
ロフトにも窓を完備。今は多目的ルームとして使用。
北陸という地域柄、冬場の特に乾きづらい洗濯物は、デッキ上部のサンルームで対策。
プライバシーに配慮して窓を上に配置。
暗くなりがちな水回りを、窓で明るく。
リビングと庭をつなぐデッキ空間は、夏の強い日差しを遮り、冬の暖かな光を家の中に取込む設計になっている。また、窓を開ければリビングとデッキがつながるため、多目的な使い方が可能に。「デッキで朝ごはんを食べたり、夏には子ども用のプールを設置したことも。子どもたちがデッキから下りて、裸足で庭を走り回ることもしばしばです」と元気に育つ子どもたちを見て微笑むご主人。デッキを介してリビングが拡張していく使い方に満足しているという。
これから初めての冬を迎えるIさんご一家。快適な環境下で窓から見える季節の移ろいとともに、充実した仕事の時間と楽しい家族との時間を送りたいと話す。
大屋根と広めのバルコニーが特長。瓦屋根と防護効果のある杉板の外壁で周囲になじむ外観に。
3枚ガラスの樹脂窓を標準装備。吹き抜けでも温度管理しやすい家に。
南面の大開口部から北面の窓へ、吹き抜けを風が心地よく通り抜ける。
庭に面しているリビングに大窓を設置し、吹き抜けとの相乗効果で明るく開放感抜群の家に。広めのバルコニーがひさし効果を生み、夏は陽を入れず、冬には陽が入る快適な環境も実現しました。
『オーガニックスタジオ新潟』山田 剛さん
ショールーム
実際の商品を見てチェック、触って実感いただけます
お客様サポート
ご購入前のご相談から、アフターフォローまで
幅広くサポート