Case 15
窓リフォーム
間取りをオープンにし、寒さも解消。家族が集いやすい快適空間に。

― いつも背中で感じていた寒さ、原因は窓だった
家を建てて約30年。夫婦共働きで家にいる時間が比較的少なかったことから、家のことにはあまり気をかけてこなかったというY
様。ご夫婦とも定年を迎えたのを機に、これから長い時間を過ごす家をもっと住みやすくしたいと考え、1階の生活空間を全面的にリフォームした。まず間取りを見直し、壁で仕切られていたキッチンをリビングダイニングと一体の空間に。内装も一新し、リビングは床座の暮らしからソファーに座るスタイルへ変えた。それと同時に、以前から気になっていた部屋の寒さを解消することを考えた。
「以前はこのへんの床に座って過ごしていましてね、ずいぶん寒かったんですよ」。すっかりさま変わりした部屋で、ソファーに座ってくつろぐY様は、身ぶりもまじえて当時の暮らしを語ってくれた。「リビングの真ん中のテーブルを囲んで座るんですが、窓辺を向いた肩から背中にかけて寒くて。カーテンを閉めても冷気が下へ降りてきて、床全体が冷えるんです。暖房をつけても寒いので、洋服を多めに着て過ごしていました」。
相談を受けたMADOショップのNさんは「テラス窓や出窓など面積の大きい窓が多いので、外から寒さがどんどん入ってきてしまう。それだけに二重窓にすれば効果は大きい」と分析。こうして、5つある窓すべてに内窓を取付けることになった。
部屋の保温性がよくなり日光や家電の熱だけでもあたたかく

リフォーム後の快適さには驚くばかりだというY様。「冬、外から帰ってくると、暖房もつけていないのに部屋の中が暖かいんですよ」。エアコンをつけている時間も減り、天気のいい日は太陽の光を入れておけばエアコンなしでも暖かいという。「以前なら一日中エアコンをつけっぱなしだったような季節でも、いまは部屋の保温性がいいので、たとえば調理の熱や家電の熱だけで暖房として事足りることもある。それに外の気温の影響を受けにくいので、室温の調整がしやすいですね」。
内窓のガラスは遮熱タイプを選んだ。以前なら夏場は日差しを暑く感じることが多かった東側の窓も、いまでは内窓を閉めると、太陽の光は入ってきているのに、熱は強く感じないという。冷房の効きもよくなった。「夏の暑い日でもエアコンは短時間つけるだけでいい。あとは切っておいても涼しさを長く維持できます」。
壁で閉ざされて夏暑く冬寒かったキッチンも、リビングと一体の空間となって見晴らしがよくなったうえ、一年中快適な室温になり、奥様も喜んでいらっしゃるという
※YKK APよりお客様に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています
この商品の他の事例