公開日:2024年06月11日 更新日:2024年06月11日
玄関網戸を取り付けるメリットとは?後付けも可能?
-玄関網戸を選ぶ際のポイントを紹介!
玄関網戸にはどのようなメリットがあるのでしょうか。玄関に網戸を設置したいけど、自宅に取り付けられるか気になる方もいるでしょう。本記事では、玄関網戸を設置するメリットや種類、選ぶ際のポイントについてご紹介します。また、玄関網戸についてのよくあるQ&Aにもお答えします。
玄関には網戸の設置がおすすめ
玄関に網戸を設置すると、玄関の湿気や臭いなどの問題解決に役立ちます。玄関には湿気がたまりやすく、臭いが気になることもあるでしょう。
しかし、玄関ドアを開けたままにするのに抵抗がある、玄関にある窓が小さく換気が難しいなど、玄関の換気にはさまざまな障壁があります。そんな時は玄関網戸の設置を検討してみてはいかがでしょうか。
玄関に網戸を設置するメリット
玄関網戸の設置することによって、換気をはじめとしたメリットがあります。
- 窓が少なくても家の換気ができる
- 玄関の匂いがこもりにくくなる
- 虫の侵入を防ぐ
- 小さなお子さまやペットの安全を守る
窓が少なくても家中の換気ができる
玄関は大きく開いているため、窓が少ない住居でも効率的な換気が可能です。
効果的な換気のコツは「風の入口と出口」をつくること。窓だけでなく玄関ドアも開放することで、室内全体の空気の流れを良くすることができるので、夏の暑さや室内の熱中症の対策にもなります。
玄関の匂いや湿気がこもりにくくなる
玄関に網戸を設置し換気をすることで、においや湿気対策ができます。
玄関は、寒暖差が激しい場所なので結露がつきやすく、濡れた傘が持ち込まれる場所でもあり湿気がこもりやすい空間です。カビが増えると下駄箱や靴以外をダメにするだけでなく、アレルギーの原因になったり、建物自体にも影響が出る可能性があるので、湿度対策は大切です。
また、玄関には下駄箱もあり、湿気とあいまってにおいが気になる空間でもあります。来客で慌てることがないように、日ごろから気軽に換気ができると安心です。
虫の侵入を防ぐ
玄関は照明が設置されている場合が多く、とくに夜には虫が集まってきやすい場所です。
窓の網戸も、虫の侵入を防ぐために利用するケースが多いように、玄関網戸も換気中に虫が侵入するのを防ぐのに有効です。
換気中の小さなお子さまやペットの安全を守る
換気をするために、少しの間だけだからとドアを開けたままにすると、お子さまやペットが外に出てしまう場合があり、事故にもつながりかねません。
そのため、換気するときは目を離さないよう気を配る必要があります。
そういったときも、鍵付きの丈夫な網戸を設置することで、簡単に出ていけなくすることができます。
玄関網戸の種類
玄関網戸には、玄関の形状や目的に合わせた商品が用意されています。ここでは4種類の玄関網戸を紹介します。
使わないときに場所を取らないか、操作のしやすさやバリアフリー仕様かどうかなど、機能面もチェックして検討しましょう。
横引きロールタイプの網戸
横引きロールタイプは、網戸がロール状に収納されるタイプの網戸です。
玄関のドア枠にケースを取り付け、網戸を使用しないときはケースの中に収納できます。そのため、すっきりとした印象にできます。また、ケースごと取り外しできる商品もあり、お掃除もかんたん、網戸が必要ない季節に取り外しておくこともできます。
※YKK AP「横引きロール網戸 フラットタイプ XMD」の場合
- 玄関ドアや玄関引戸、テラスドアにおすすめ
- 横引きだから開閉ラクラク
- 使用しないときは、ケースの中に収納できるので見た目すっきり
- 取り外しが可能なため、掃除しやすい
プリーツタイプの網戸
プリーツタイプは、アコーディオン式に伸び縮みして開閉するタイプの網戸です。
玄関の大きさや形状に応じて、片開きと両開きから選べる商品もあります。使用しない場合には、プリーツに沿ってコンパクトに折りたためるので、狭い玄関にもおすすめ。軽い力で開閉が可能なので、小さなお子さまや年配の方がいるご家庭にも最適です。
※YKK AP「横引き収納網戸 フラットタイプ XMA」の場合
- 玄関ドアや玄関引戸におすすめ
- 横引きだから開閉ラクラク
- 使用しないときは、すっきり収納できる
- 片開き・両開きに対応
中折れタイプの網戸
中折れタイプは、クローゼットの扉のように真ん中で折りたためるタイプの網戸です。
開中折れ式なので閉時に省スペースで設置できます。なかには格子が付いていて、目隠しになるタイプもあります。また、堅牢なつくりで、鍵をかけられるものが多いのが特徴です。
※YKK AP「中折網戸 NHM型[ドア用・玄関引戸用]」の場合
- 玄関ドアや玄関引戸におすすめ
- フレームタイプの堅牢なつくり
- スライド式ロックを採用
- 網戸の開閉スペースが必要
スライドタイプの網戸
スライドタイプの網戸は、掃き出し窓のようにパネルを横にスライドして開く網戸です。
網戸をスライドさせるスペースが必要なので引戸で用いられるケースが多く、ネットの貼り替えが比較的簡単でメンテナンスがしやすいのがメリットです。
- 玄関引戸におすすめ
- メンテナンスがしやすい
玄関網戸を選ぶ際のポイント
玄関網戸を選ぶ際には、鍵の有無や使わないときの収納方法、掃除などのメンテナンス面も気になる点です。ここでは、選ぶ際のポイントを紹介します。
- 鍵がかけられるか
- 場所を取らないか
- 掃除がしやすいか
- バリアフリー設計か
鍵がかけられるか
玄関網戸を使用するときは、玄関ドアのカギは閉められません。目を離している隙に不審者の侵入や、小さなお子さまやペットが外に飛び出して、事故につながる場合もあり、玄関網戸の利用中は注意が必要です。
網戸自体の堅牢さや鍵をかけられるかなど、防犯性・安全性も選ぶ際のポイントとなります。
場所を取らないか
玄関内の限られたスペースを有効活用するために、網戸はできるだけ場所を取らないものを選びましょう。
とくに使わないときに邪魔にならないかを確認するのがおすすめです。コンパクトに収納できるものや、必要のない季節には取り外して保管できるなど、さまざまタイプから目的にあったものを選びましょう。
掃除がしやすいか
網戸の掃除がしやすいかどうかも、網戸を選ぶ際の大きなポイントです。
取り外しが可能なタイプは掃除だけでなく、メンテンナンスもしやすいため、長く使いたい場合にもおすすめです。また、足元のレールが掃除の邪魔になるのも考えられるため、レールのタイプや形状もよく確認するとよいでしょう。
バリアフリー設計か
バリアフリー設計かどうかも、網戸を選ぶポイントの一つです。
網戸を取り付けた際に段差ができる場合があります。ちょっとした段差であっても躓いてしまったり、不慮のケガにもつながります。小さなお子さまや、ご高齢のご家族がいらっしゃらないご家庭でも、万が一の場合に備えて、あらかじめバリアフリー設計の網戸を選んでおくと安心です。
玄関網戸のかわりに「通風機能付きのドア」もおすすめ
予算によっては通風機能付きドアもおすすめです。ドアを閉めたままでも玄関内の換気ができるため、より防犯やプライバシーに配慮しながら換気が可能です。通風機構がドアに搭載されているので、使いたいときにすぐ利用でき、見た目も気になりません。
「ドアリモ 玄関ドア D30」なら、今あるドア枠に新しいドア枠をかぶせて取り付けるだけなので、1日でリフォームが完了する点にも注目です。
玄関網戸に関するよくあるQ&A
Q:玄関網戸はDIYで後付けできる?
A:採寸や施工が必要な商品の場合は、施工業者にご依頼ください
カーテンタイプの網戸など、ご自身で簡単に後付けが可能なタイプもありますが、本格的に設置するとなると施工業者に依頼するのがおすすめです。枠やレールを、ゆがみ・すき間なく設置することが必要なため、正確な採寸や施工が求められます。
Q:玄関網戸はマンションでも後付けできる?
A:可能ですが、マンションの規約を確認しましょう
マンションの戸別玄関ドアにも網戸の取り付けは可能ですが、まずは取り付けてよいかマンションの規約を確認しましょう。
マンションによっては玄関ドアを常時開けておくのを禁止にしている場合もあります。また、デザイン性などの観点で許可されないケースもあるため注意が必要です。
玄関の風通しを良くして、快適な玄関を実現しましょう
玄関の湿気や、臭いがこもるのが気になる場合には、玄関網戸の後付けを検討するとよいでしょう。
玄関の網戸は様々な種類があり、ロール式やアコーディオン式など、自宅の玄関にあわせて選ぶのが大切です。また、防犯面や見た目が気になる場合は、通風機能付きのドアもおすすめです。
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STEP1:検討・準備
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予算も準備しましょう。
STEP2:施工会社の選定
複数の施工業者に相談。
プランと見積りをもらいましょう。
STEP3:プランの精査
施工が決定したら
プランをしっかり精査していきます。
STEP4:着工・引き渡し
施工業者と契約。
経過から仕上がりまで
しっかり確認しましょう。