最適な窓設計 最適な窓設計

窓のサイズと配置は、
方角で考えよう。

01窓のサイズや
配置は家全体で
考えることが
大切です

高断熱な窓をえらぶのはもちろん大切ですが、冬は日差しをしっかり取り入れ、夏は日射熱の侵入をなるべく抑えられるように窓の設計をすることで、住まいの熱効率はさらに高まります。


02南:
大きな窓で
冬の太陽の
ぬくもりをもらう

大きな窓は明るさや開放感を与えてくれるだけでなく、冬の室内を温めるのに大きな力となってくれます。南面の窓を大きくしておくことで、太陽高度の低い冬には部屋の奥まで太陽のぬくもりを取り込めます。
しかし断熱性が低い窓をえらんでしまうと室内へ取り込む日射以上に、室外でへ熱が逃げだしてしまい、大きい窓は逆効果になってしまいます。大きな窓には、特に断熱性を考慮することが大切です。

窓のサイズだけで年間の冷暖房費に差がつきます。

年間冷暖房費

南面開口部 小
南面開口部 大

算出条件はこちら


03東・西面:
小さめの窓で
夏も過ごしやすく

東西の窓からは、高度の低い太陽からの直射日光が入りやすいため、窓面積が大きいと、夏に室内が熱しやすくなるデメリットがあります。小窓やスリット窓などを上手に活かすといいでしょう。

西日のあたる部屋も窓えらびで快適に

引違い窓
高所用すべり出し窓

04北面:
小面積の窓で
冬の熱流出を抑える

北面の窓は日差しの取り込みにはほとんど影響がありませんので、小さめのサイズにして断熱効率を高めることがおすすめです。

窓の室外側で日差しを遮る

シェード

ルーバー

ひさし

ひさし

【南面 開口部の大小による冷暖房費比較】YKK APの社内解析による
建築の温熱環境シミュレーションプログラム「AE-Sim/Heat」((株)建築環境ソリューションズ)を用いて算出した年間冷暖房負荷を「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」((一財)建築環境・省エネルギー機構)に基づきエネルギー消費量、冷暖房費に換算。
●住宅モデル:2階建て/延床面積 120.08㎡/合計窓面積 22.9㎡(南面開口部小)、32.2㎡(南面開口部大…「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」)
●気象データ:「拡張アメダス気象データ」2010年版標準年/(一社)日本建築学会
●計算地点:東京(6地域)
●空調設定:冷房27℃(就寝時28℃)・60%、暖房20℃
●空調運転方法:間歇運転
●住宅の仕様:開口部※ APW 330(非防火)南面:Low-E複層ガラス(断熱タイプ)ニュートラル/ガス入り、東西北面:Low-E複層ガラス(遮熱タイプ)ブルー/ガス入り、夏場:アウターシェードあり、躯体:平成28年省エネルギー基準適合レベル相当
●遮蔽物:居室の8窓にレースカーテン、和室の窓に和障子を併用
●想定生活者:4人家族
●電気料金単価:31円/ kWh(税込)((公社)全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価)
※【熱貫流率】自己適合宣言の熱貫流率を使用 【日射熱取得率】JIS R 3106より求めた日射熱取得率を使用

※条件によって商品の有無やお住まいへの適用可否が異なります。ご了承ください。

VOICE

ページトップへ