空を切りとる窓
関東エリア／新築
設計 Sさん
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私の窓
日中は自然光で生活したい！という思いから、2Fにリビング、和室、キッチンを設けて一室空間のプランニングに。
そしてハイサイドライトの効果を期待して、引違い窓の上部にFIX窓を配した段窓を採用しました。
採光をふんだんにとるため、庇をつけない決断に！
設計段階では、外部にルーバー庇をつける予定でしたが、建築過程であまりにも気持ちの良い採光だったため、庇の設置は中止しました。
遮るものがない南面からの日射は、冬場でも天気の良い日中ならエアコンなしで過ごしています。ぽかぽか陽気が眠気を誘って、そのまま和室で寝てしまうことも…。
サッシ色は内装と同色の白を採用し、窓の存在が軽い印象になるようにしました。また段窓無目の位置にロールスクリーンを内蔵し、通しの化粧材を設けたことで、無目やカーテンボックスの存在感を消しています。
日中は室内から青空を感じ、夜は月を眺める生活が日常になりました。
子供たちは月を見ながら「今日は丸いお月様」「今日は食べられてる」、2歳の末っ子は三日月を見て「バナナ！！」と表現したり、月の満ち欠けを家族で感じています。