公開日:2024年06月26日 更新日:2025年03月27日

窓のサイズを変更するメリット・デメリットは?

-サイズを変えずに性能をよくする方法も紹介

すでに住んでいる家の窓サイズに悩みがある方や、中古住宅の購入を検討している方のなかには、窓サイズを変更できるのか気になっている方も多いようです。 この記事では、窓のサイズを大きく、あるいは小さくするメリット・デメリットを紹介します。また今ある窓のサイズを変えずに、抱えている課題を解決する方法や、窓サイズを自由に変えられるのかなども解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

すでにある窓のサイズは変えられる?

まずは、すでにある窓のサイズを変えられるのかを解説します。

すでにある窓のサイズは変えられる?

窓サイズを大きくするのはハードルが高い

すでにある窓のサイズを大きくするのは、決して不可能ではないものの、ハードルが高いのが実情です。それは、窓サイズを大きくするには、今ある窓のまわりの壁を一部壊す必要があるためです。

壁を取り壊すと、建物の耐震性に影響を与える可能性があるため、構造計算をやりなおさなければなりません。また、壁を元に戻す際にすみずみまで断熱材を入れ直したり、外壁や内装の補修も必要になったりするなど、高い技術力が求められます。

そのため、窓サイズを大きくする工事には、多大なコストがかかるのが一般的です。窓サイズを大きくしたい場合は、家の構造に詳しい建築会社に相談し、メリットとデメリット、コストと工期を慎重に見極めることをおすすめします。

窓サイズを小さくすることは可能

窓サイズを小さくする工事は、窓サイズを大きくする工事と比較すると実現性は高いといえます。

それは、窓のまわりの壁を壊すのではなく、希望の窓サイズになるまで壁を埋める工事になるので、基本的には耐震性の心配は不要であるためです。なお窓のサイズを大きくする場合と同様に、外壁や内装の補修工事も必要です。

YKK APの「マドリモ」を使用すれば壁を壊さずに、希望サイズの窓と断熱パネルを組み合わせることでサイズを小さくすることが可能です。

 

一般的な窓の大きさ・寸法

一般的な窓のサイズを、掃き出し窓(窓枠の底辺が床まである大きな窓)と腰高窓(窓枠の底辺が腰ぐらいの高さに取り付けられる窓)に分けてご紹介します。

窓の種類 平均的な高さ 平均的な幅

掃き出し窓

1,900mm〜2,000mm程度

1,600mm〜1,900mm程度

腰高窓

900mm〜1,100mm程度

1,600mm〜1,900mm程度

掃き出し窓については、近年は天井高にあわせて高さを2,300mm〜2,400mm程度とし、開放感を出すデザインも人気です。

腰高窓は、2階の場合は落下事故を防ぐために、窓枠の底辺を床から900mm〜1,100mm程度上げることが適切とされています。ただし、小さなお子様がいる場合など、必要に応じて、手すりの設置や開口制限できるようにするなど、安全性には十分に配慮しましょう。

大きなサイズの窓にリフォームするメリット・デメリットは?

大きなサイズの窓にリフォームすることは、難易度は高いものの可能です。ここでは、大きな窓にリフォームするメリット・デメリットをご紹介します。

大きなサイズの窓にリフォームするメリット・デメリットは?

大きなサイズの窓にリフォームするメリット

窓を大きなサイズにリフォームするメリットは、次の3つです。

(1)採光がよくなる

大きなサイズの窓に変えると、太陽の光を室内に取り込みやすくなります。採光がよい部屋は明るいことから、日中は自然光で過ごせるので光熱費を抑えられるようになることもメリットです。

(2)風通しがよくなる

窓のサイズは、家の通気性とも密接に関係しています。大きなサイズの窓にリフォームすると、開放時に多くの風を取り込めるようになることがメリットです。

日本は高温多湿な気候であるため、家の中に湿気がこもりやすく、カビやダニが発生しやすい環境にあります。これを防ぐには、適切な換気が欠かせません。大きな窓から流れ込む風は風量が多く、室内の空気を効果的に入れ替えて、湿気を排出してくれます。その結果、カビやダニの発生リスクを低減し、快適で健康的な室内環境を維持することにつながります。

心地よい風を家に取り込めるようになれば、エアコンに頼らずに快適に過ごす日を増やすこともできるでしょう。

 

(3)景色を楽しめるようになる

大きな窓にリフォームすると、外の景色を楽しめるようになります。

近隣に家が建っている場合でも、塀やフェンスで囲えば、リビングや部屋から庭や植栽を眺めることが可能です。大きな窓から景色を楽しむと、開放感や安らぎを得られます。また、植物の緑を眺めることは、リラックス効果があるともいわれています。
外の景色を存分に楽しみたいときには、窓枠が細く景観の邪魔になりにくいデザインの窓を選ぶとよいでしょう。

大きなサイズの窓にリフォームするデメリット

1)断熱性能に配慮が必要

大きな窓は、小さな窓よりも断熱性能が低くなる傾向があります。それは、窓からは冬の暖房時は50%の割合で熱が流出し、夏の冷房時は74%の割合で熱が入ってくることが理由です。

窓のサイズが大きくなると、断熱材が入れられた壁量が減ることが問題です。ただし近年は窓の性能が高くなり、大きな窓であっても熱の流出入を抑えられるようになっています。断熱に配慮したサッシや窓タイプを選べば断熱性能を維持しやすいため、大きな窓をあきらめる必要はないでしょう。

断熱性能に配慮が必要

【窓からの熱の流入出比率の算出条件】解析No:00033(2021.7.1更新)
●使用ソフト:AE-Sim/Heat(建築の温熱環境シミュレーションプログラム)/(株)建築環境ソリューションズ ●気象データ:「拡張アメダス気象データ」2010年版 標準年/(一社)日本建築学会 ●住宅モデル:2階建て/延床面積 120.08㎡/開口部面積 32.2㎡(4~8地域)「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプラン ●躯体:平成28年省エネルギー基準レベル相当 ●窓種:アルミ(複層ガラスA8未満) ●環境条件: 冬:外気温:2.6℃、室温:20℃ 2月14日 5〜6時(日平均外気温最低日)、東京 夏:外気温:34.8℃、室温:27℃ 8月5日 14〜15時 (日平均外気温最大日)、東京
※熱の流入出の数値はYKK AP算出です。

(2)外からの視線が気になりやすくなる

大きな窓にサイズ変更したものの、「外からの視線が気になる」といった理由でカーテンを閉めきって過ごすことになり、後悔するケースは実は少なくありません。

大きな窓へのリフォームは、建物の位置や隣家との距離、隣家の窓の位置などを考慮して、外構計画とあわせて検討することが重要です。道路からの視線が気になる場合は、目隠しフェンスや植栽で適度に遮ることも、あわせて考えるとよいでしょう。

また、視線対策としては、画像のような型ガラス(表面にパターンや凹凸を施したガラス)や、すりガラス、乳白色のガラスを選ぶのもおすすめです。これらのガラスは、光を取り込みつつ、外からの視線を適度に遮断してくれます。

左:型ガラス、右:すりガラス

左:型ガラス、右:すりガラス

(3)耐震性を考慮する必要がある

もちろん、家をリフォームする場合も、法律で定められた最低限の基準はクリアするよう計画されます。しかし、例えば耐震等級2や3で建てた家であっても、リフォームにより家を支える壁量が減ることで、当初の耐震等級の基準を満たせなくなる可能性があります。

なお近年は、「耐震性能を高めたいけれども、大きな窓もあきらめたくない」との希望に応えるため、窓のある面に「耐震開口フレーム」を設置する方法もあります。大きな窓を確保しながら効果的に耐震対策したい場合には、検討してみるとよいでしょう。

地震で家が壊れる仕組み

地震で家が壊れる仕組み

(4)十分な防犯対策が必要になる

大きな窓は、小さな窓に比べて防犯性能が低くなりがちです。警視庁の住まいる防犯110番によると、一戸建ての侵入窃盗では、破壊した窓ガラスから手を入れて解錠し、侵入するケースがもっとも多いと報告されています。体が入るような大きな窓にする場合、十分な防犯対策が必要になるでしょう。

なお、大きな窓にする場合でも、割れにくい防犯ガラスを使用すれば、侵入リスクを低減できます。同調査によると、侵入犯は、侵入に5分かかってしまうと約7割があきらめるためです。(出典:都市防犯研究センター JUSRIリポート)
またシャッターや面格子を設置・後付けすれば、大きく防犯性能を向上できるのでおすすめです。

侵入窃盗・強盗の認知件数が増加しています

窓の防犯対策以外にも、警察庁及び都府県警察が発信している防犯情報を参考に対策ください。侵入窃盗リスクの低減につながります。

上記サイト以外にも、各都道府県警察のWEBサイト、SNSなどでも発信されている各種防犯情報をご覧ください。

※より詳しい防犯データや窓以外の防犯対策について、こちらの特集サイトもお読みください。

小さなサイズの窓にリフォームするメリット・デメリットは?

続いて、小さな窓にリフォームするメリット・デメリットをご紹介します。

小さなサイズの窓にリフォームするメリット・デメリットは?

小さなサイズの窓にリフォームするメリット

まずは、小さなサイズの窓が多い家のメリットから見てみましょう。

(1)家の断熱性能に貢献する

冬の暖房時に温められた空気の50%は窓から流出し、夏の外気の熱は74%が窓から入ってくるといわれています。そのため、窓のサイズはできるだけ小さいほうが、家の断熱性能が高くなります。

さらに家は、窓が小さく面積が少なくなるほど、断熱材が仕込まれた壁量が増えていきます。近年の窓は断熱性能が高くなってはいるものの、断熱材が入った壁にはどうしても断熱性能はかないません。

そのため断熱性能だけを考えるのであれば、窓サイズは小さいほうがよいといえます。

 

(2)日射を避けやすくなる

小さなサイズの窓にリフォームすると、室内に入り込む日射量が減るため、内装や家具の日焼けが起こりにくくなるメリットがあります。

とくに、東向きや西向きの部屋は、朝や夕方に窓から差し込む日差しの影響を受けやすいことが特徴です。朝日や夕日は、南中時(真昼)に比べて太陽の位置が低いので、窓から奥まで光が差し込みやすくなるためです。

こうした東西の窓を小さいサイズにリフォームすると、強い日差しの入り込みを減らし、室内の温度上昇を抑えられるようになります。

(3)防犯性が高くなる

窓のサイズは、小さくなればなるほど侵入が難しくなり、防犯性が高くなります。とくに窓ガラスを割ったとしても体が入らないほど小さい窓、とくに縦・横に長いスリット窓にリフォームすれば、防犯性能はかなり高くなるでしょう。

なお、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)では、以下の大きさのブロックが通過できる窓などの開口部は侵入防止性能を求めるとしています。

  • 400㎜×250㎜の長方形
  • 400㎜×300㎜の楕円形
  • 直径が350㎜の円 

逆にいえば、この大きさのブロックが通過しないサイズの窓は侵入が困難な窓であるといえるでしょう。

小さなサイズの窓にリフォームするデメリット

小さなサイズの窓にすることには、デメリットもあります。順番にご紹介します。

(1)日射の恩恵を受けにくくなる

小さな窓にリフォームすると、日射量が減って暗くなりがちです。

また日射量が減ると、日射熱の恩恵も受けにくくなることもデメリットです。冬でも大きな窓であれば日差しが差し込み部屋が暖かくなりますが、小さな窓では日射による暖房効果は得にくくなります。

なお、建築基準法では、居室(LDKや寝室など)については採光に必要な窓の大きさが定められています。基準を下回る大きさの窓にはリフォームできない場合もあるので、あらかじめ業者に確認しましょう。

(2)風通しが悪くなる可能性がある

窓のサイズを小さくすると、自然風を十分に取り込めなくなり、風通しが悪くなる可能性があります。窓を開けて自然の風を通したいと考える方は、通風計画に問題がないか、あわせて十分な検討が必要です。

なお、現代の住宅には24時間換気システムが設置されているため、常に一定の換気はおこなわれています。そのため窓が小さくなっても、換気自体に問題はないケースがほとんどです。

窓サイズを小さくしたリフォーム事例

「マドリモ 戸建用」を使用し、 キッチンの窓と浴室の窓を小さくリフォームした事例です。

キッチンの窓:Before

キッチンの窓を小さくする前

キッチンの窓:After

キッチンの窓を小さくした後

浴室の窓:Before

浴室の窓を小さくする前

浴室の窓:After

浴室のの窓を小さくした後

リフォームするときに窓のサイズは自由に選べる?

窓サイズの変更は、リフォームにより可能です。しかしリフォームする際には、どこにでも、どんなサイズの窓でも設置できるわけではありません。それは、窓のサイズは、以下のような条件のもとで決められるためです

リフォームするときに窓のサイズは自由に選べる?

サッシには規格寸法がある

工業製品であるサッシは、一般社団法人 日本サッシ協会により、窓の種類別に規格寸法が定められています。

たとえば一般的な引違い窓の場合、もっとも小さな規格寸法は570mm(H)×640mm(W)、もっとも大きな規格サイズは2,230mm(H)×3,510mm(W)とされています。

窓のサイズは、規格にとらわれず好みのサイズをオーダーすることもできますが、窓の種類ごとに対応可能な最小・最大サイズがあります。そのため、どんなサイズの窓でもオーダーできるとは限りません。また、窓のサイズは次にご紹介する建築基準法や工法などの影響も受けるので、希望サイズを実現できないこともあります。さらに窓サッシのオーダーメードは高額になる傾向もあるため、規格寸法から選ぶ・組み合わせて使うケースがほとんどなのが実情です。

※樹脂サッシ、在来工法(関東間)の場合。参考:「標準規格寸法」一般社団法人 日本サッシ協会

建築基準法に沿う必要がある

窓のサイズを自由にオーダーできるとはいえ、サイズ決めに際しては建築基準法に沿って検討しなければなりません。具体的には、以下のような項目を考慮する必要があります。

項目 考慮すべき内容

有効採光面積

部屋に光を取り込むうえで、有効となる窓の面積のこと。居室については、床面積の10分の1以上と定められている。

耐風圧性

窓やドアがどれくらいの風圧に耐えられるかを示す性能のこと。立地条件や設置階により最低性能が異なる。

水密性

雨をともなった風のときに、雨水の侵入をどれくらいの負圧まで防げるかを表す性能のこと。立地条件などにより必要な性能が異なる。

耐震性

建物が揺れに耐える性能のこと。窓のサイズは求める耐震性能の基準にあわせ、柱や壁とのバランスを考慮し決める必要がある。

このように、窓のサイズを決めるには、住宅の快適性や安全性を守るために、さまざまな項目を考慮する必要があります。そのため必ずしも希望の場所に、希望サイズの窓が設置できるとは限りません。

工法や基準寸法などの影響も受ける

窓のサイズは、家の工法や基準寸法などの影響も受けます。

たとえば柱と梁で構成される伝統的な在来工法(木造軸組工法)では、寸法単位は尺(303mm)が使われるのが一般的です。一方、2インチ×4インチの規格材を使用するツーバイフォー(枠組壁工法)では、メートル単位で設計されます。窓のサイズを決めるときには、それぞれの基準寸法にあったものを選定しなければなりません。

また関東と関西では柱の間隔(柱間寸法)に違いがあり、910mmを基準とする関東間と、955mmを基準とする関西間では、選ばれる窓サイズも異なります。

このように、窓サイズは家の工法や基準寸法にフィットさせる必要があるため、自由にサイズを選べるわけではないのです。それでは、窓サイズを変更せずに、抱えている課題を解消する方法はあるのでしょうか?

窓の課題は今のサイズのままで解決しよう!窓リフォームの方法は?

「窓サイズはそのままで、課題を解決したい」と考えるときに、リフォームで解決する方法をご紹介します。

「断熱性能」を上げたいのであれば内窓や窓交換で対応

既存の窓が古く、ガラスが1枚の「単板ガラス」であったり、熱伝導率が高いアルミサッシであったりする場合には、内窓の設置や窓交換することで、今の窓サイズのままで断熱性能を向上できます。

内窓設置リフォーム

「内窓設置リフォーム」とは、既存の窓の内側に新しい窓を取り付け二重窓にする方法です。内窓設置リフォームは、窓サイズを変えずに断熱性能を高めたいときに有効です。

内窓 設置により既存の窓と内窓の間に空気層ができることで断熱性能がアップします。断熱性能が高くなると、冷暖房効率の向上や結露の軽減にもつながります。内窓はほかにも、防音性や防犯性能アップに貢献するのもメリットです。

内窓設置リフォーム

窓交換リフォーム

窓交換リフォームとは、今ある窓枠に新しい窓枠をかぶせて新しい窓にする方法です。アルミサッシや単板ガラスの窓を、樹脂サッシの複層ガラスやトリプルガラスの窓に交換することで、断熱性能を高められます。

窓交換リフォームでは、たとえば引違い窓から片引き窓にするなど、より気密・断熱性能が高い窓タイプへ交換できることもメリットです。ただし、今ある窓枠に新しい窓枠を重ねるため、窓のサイズは少し小さくなる点は理解しておきましょう。

 

窓交換リフォーム

内窓・窓交換リフォームのメリットなど気になる方は特設ページもご覧ください。メール・電話でのご相談、オンラインカウンセリングも受け付けております。

内窓・窓交換リフォームのメリット

  • 施工期間が短い
  • 断熱性UPで冷暖房費削減窓の結露抑制
  • アレルギーの原因、結露によるカビやダニの発生抑制
  • 騒音音漏れを軽減
  • 窓からの侵入窃盗/強盗の防犯対策
内窓・窓交換リフォームのメリット

「防犯性能」を高めたいならシャッターや面格子を検討

既存の窓の防犯性能が気になる場合は、シャッターや面格子を後付けする防犯リフォームがおすすめです。ただし、すべりだし窓など、外側に押して開くタイプの窓は面格子が妨げになり十分に開くことができなくなったり、大きくせり出した出窓はシャッターや面格子の設置が難しい場合もあるのでリフォーム業者に確認しましょう。

シャッター設置のリフォーム例

シャッターは、既存の窓まわりのスペースが限られていたり、窓の下が土間やデッキ、2階のバルコニーになっていたりする場合でも設置が可能です。

シャッターは、閉めたままで採光・通風できるものや、耐風性能が高いもの、手動式やリモコン式など、ニーズに合わせて選べます。シャッターの設置工事にかかる時間は、ひと窓あたり、約半日〜1日程度です。

シャッターリフォームのメリットについては、 特設ページもぜひご覧ください。メール・電話でのご相談、オンラインカウンセリングなども受け付けております。

シャッターリフォームのメリット

  • 壁を壊さず短時間でリフォーム
  • 台風から家を守る防災/減災対策
  • 防犯性を強化して空き巣の侵入対策
  • 電動シャッターで時短・静音・ストレスフリー
  • 遮光だけでなく防音・断熱効果
シャッターリフォームの特設ページを見る

面格子の設置イメージ 

手軽に既存の窓の防犯性能を高めたいときには、面格子も有効です。

面格子とは、窓の外側に取り付ける格子状の防犯アイテムです。面格子には、たて格子、横格子、グリッド格子、ラチスなど さまざまなデザインのものがあります。カラーバリエーションも豊富なので、家の外観にあわせて選ぶとよいでしょう。

「通風性」をよくしたいならたてすべり出し窓に交換

今の窓が正面からの風しか入らない引違い窓で、通気に課題を感じている場合には、断熱リフォーム同様に窓交換で対応できる場合があります。

たとえば引違い窓から、画像のようなたてすべり出し窓(ウインドキャッチ連窓)へリフォームすると、室内に効率的に風を取り入れやすくなるのでおすすめです。

「耐震性」が不安なら耐震フレームで補強

既存の窓の耐震性に不安を感じている場合は、耐震フレームによる補強を検討することをおすすめします。

従来の耐震リフォームは、筋交いを設けたり壁を追加したりして、耐震上の弱点ともいわれる窓そのものを減らす方法が取られていました。しかし窓を小さくすると、眺望や採光、通風が悪くなりがちなのが欠点でした。

それらの欠点を解消する方法として開発されたのが、窓まわりを耐震フレームで補強する方法です。耐震フレームで補強する方法を採用すれば、眺望や採光、通風は今と変わらず確保したまま耐震性だけを高められることがメリットです。

まとめ

窓のサイズ変更は、リフォームで対応可能です。大きな窓にリフォームすると、開放感や通風性がよくなりますが、難易度はかなり高いため、業者選びが重要です。一方、小さな窓にリフォームすると、断熱性能や防犯性能が高まるなどのメリットがあります。

ただし、窓のサイズは規格寸法があり、オーダーメードでも建築基準法に適合させるなど一定条件を満たす必要があるため、希望通りのサイズにリフォームできないことがある点は、よく理解しておきましょう。

窓の課題は、サイズを変えずにリフォームで解決できることが多いので、まずはリフォーム業者に相談してみてくださいね。

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