公開日:2024年07月31日 更新日:2024年07月31日

外から見えにくい窓にする6つの方法とは?

-プライバシーを守って安全・安心

「外からの視線が気になり、昼間でもカーテンを閉め切ったまま」というご家庭は、実は少なくありません。そのようなときでも、6つの方法により、外から見えにくい窓にすることが可能です。 この記事では、それぞれの特徴や費用の目安、施工方法をご紹介します。ご自身のニーズや予算に合った方法を選び、快適な住まいを実現するために役立ててみてくださいね。

侵入窃盗・強盗の認知件数が増加しています

警察庁及び都府県警察が発信している防犯情報を参考に対策ください。侵入窃盗リスクの低減につながります。

上記サイト以外にも、各都道府県警察のWEBサイト、SNSなどでも発信されている各種防犯情報をご覧ください。

※より詳しい防犯データや窓以外の防犯対策について、こちらの特集サイトもお読みください。

外から見えにくい窓にする6つの方法

外から見えにくい窓にするには次の6つの方法があり、持ち家の一戸建て・分譲マンションか、それとも賃貸物件なのかによって、選べる方法が異なります。

方法 持ち家
(戸建て)
持ち家
(マンション)
賃貸住宅
①目隠しフィルムを貼る
※退去時に現状復帰が必要
②窓ガラスのみ交換する
※管理組合の許可があれば交換可能
×
③窓ごと交換する
※管理組合の許可があれば交換可能
×
④内窓を取り付ける
※専有部のリフォームですが
規約等要確認

※大家さんの許可、および
退去時に現状復帰が必要
⑤ルーバーを付ける × ×
⑥シャッターを付ける × ×

戸建ての持ち家であれば、どの方法を採用しても問題ありません。しかし同じ持ち家であっても集合住宅であるマンションである場合や、自身の所有物件ではない賃貸住宅の場合には、できること・できないことがあります。のちのちのトラブルを防ぐためにも、あらかじめ管理組合や物件オーナーなどに確認することが重要です。

次章から、それぞれの方法について、メリット・デメリットや具体的な方法、費用などを解説していきます。

外から見えにくい窓にする6つの方法

外から見えにくい窓にする方法①:目隠しフィルムを貼る

まずは、手軽に外から見えにくい窓にできる、目隠しフィルムを貼るメリット・デメリットをご紹介します。

外から見えにくい窓にする方法①:目隠しフィルムを貼る

目隠しフィルムを貼るメリット・デメリット

隠しフィルムを貼ると、窓ガラスを傷付けずにDIYで手軽に施工できることがメリットです。賃貸物件の場合、見えにくい窓にする唯一の方法になります。

また、本格的に窓をリフォームするのと比較して、安価な費用に抑えての施工が可能です。近年、目隠しフィルムはさまざまなデザインやパターンが用意されており、好みのデザインのものを探しやすくなっています。

目隠しフィルムのデメリットは、耐久性がガラスに比べて劣るため、経年劣化により目隠し効果が徐々に低下する可能性があることです。また、フィルムを貼ることでガラスの蓄熱量が大きくなると、ガラスの熱割れが発生するリスクもあります。

DIYだと貼り付け時に気泡やシワができ、見栄えが悪くなることも。貼るときに窓枠とフィルムの間に隙間ができると、せっかく目隠ししたのに室内が見えてしまうかもしれません。きれいに貼れたとしても、賃貸住宅は退去時に原状復帰が必要になるため、うまく剥がせないと余計な費用がかかってしまう可能性もあるでしょう。

 

外から見えにくい窓にする方法②:窓ガラスのみ交換する

既存の透明な窓ガラスを外から見えづらいガラスに交換することで、外から見えにくい窓にできます。

外から見えにくい窓にする方法②:窓ガラスのみ交換する

窓ガラスを交換するメリット・デメリット/注意点

窓ガラスを交換するメリットは、目隠しフィルムを貼った場合のように、経年劣化による目隠し効果の低下がないことです。ガラスそのものを交換するので、表面にシワや気泡ができるなどして見た目が悪くなることもありません。

交換に際して断熱性や防音性の高い複層ガラスなどを選べば、住環境の向上にもつながります。窓の断熱性があがることで冷暖房費の削減や結露の抑制にもつながります。

窓ガラスを交換する際の注意点は、分譲マンションや賃貸物件では管理組合やオーナーの許可が必要になることです。また防火地域・準防火地域など、住宅のある地域によっては法律で設置できるガラスが限定されている場合があり、好きなガラスを選べないこともあります。

外から見えにくい窓ガラスの種類と特徴

外から見えにくい主な窓ガラスの種類と特徴をご紹介します。

型ガラス

型ガラスとは、板ガラスの片面がでこぼこし、もう片面がツルツルしたガラスのことです。凹凸の種類によって、それぞれ見え方が異なります。

こちらは片面がぼこぼこした型ガラスです。梨の表面のようにザラザラしているため、梨地ガラスと呼ばれることもあります。

型ガラスの見え方

型ガラス(複層ガラス)の見え方

数ミリ角の細かい凹凸を規則的に施したミスト柄の型ガラスもあります。

ミスト柄の型ガラスは光を拡散し、視線を適度に遮ることができるのが特徴で、強化ガラスに採用されることもあります。

ミスト柄の型ガラスの見え方

ミスト柄の型ガラス(強化複層ガラス)の見え方

すりガラス

すりガラスは、板ガラスの片面に砂による物理的な加工(すり加工)を施して、不透明にしたガラスです。

やわらかな光が特長ですが、水に濡れると透明度が上がってしまい、目隠しできなくなります。そのため、浴室やトイレといった水回りでの使用には不向きです。

すりガラスには、すり加工部と透明部分がグラデーションになる加工(ぼかし加工)がされた、ぼかしガラスもあります。

すりガラスの見え方

すりガラス(複層ガラス)の見え方

乳白タイプ(合わせガラス)

ガラスとガラスの間に特殊なフィルムを挟んで機能を強化した合わせガラスの中には、乳白色のフィルムを採用し、視界を遮る機能を追加したタイプもあります。

乳白タイプ(安全合わせ複層ガラス)の見え方

乳白タイプの見え方

■室外側からの見え方比較

ガラスごとの見え方比較

ブラインド入複層ガラス

ブラインド入複層ガラスは、2枚のガラスの間にブラインドが入っているタイプです。

ブラインドのスラット(羽)の角度を調整することで、光を取り入れつつ外からの視線を自在にカットできます。

ブラインド入複層ガラスの構造イメージ

ブラインド入複層ガラスの構造イメージ

ブラインド入複層ガラスの見え方

ブラインド入複層ガラスの見え方

窓ガラス交換の方法

現在、住宅の窓は複層ガラスが主流です。もし、今の窓ガラスが単板ガラスの場合は、交換のタイミングで複層ガラスにするのがおすすめです。

そうすれば、外から見えにくいガラスに交換するのに加えて、断熱性能を向上できます。

「厚みのある複層ガラスは今の窓に入らないのでは?」と心配になりがちですが、リフォームに特化したアタッチメント付きのガラスを選べば、今のサッシのまま手軽に複層ガラスに交換が可能です。

 

アタッチメントが既存サッシの幅に収まる!

アタッチメントが既存サッシの幅に収まる!

外から見えにくい窓にする方法③:窓ごと交換する

窓のサッシが古い場合は、窓ごと交換するのもおすすめの方法です。

外から見えにくい窓にする方法③:窓ごと交換する

窓交換リフォームのメリット・デメリット/注意点

窓ごと交換すると、外から見えにくい窓ガラスにできるだけでなく、室内をより過ごしやすくする効果も期待できます。窓枠に樹脂サッシなど熱伝導率が低いタイプを選べば、断熱性能も向上できるので、室内の暑さ・寒さの軽減、結露対策や冷暖房費の削減にもつながります。

また、窓タイプの変更もかなえられることがメリットです。例えば引違い窓からウインドキャッチ連窓に交換すれば、プライバシーを確保しながら、風通しなどの問題もあわせて解決できるでしょう。

なお窓交換リフォームは、分譲マンションの場合は管理組合の許可がなければいけないことに注意しましょう。基本的に窓ガラスは共用部分であるためです。窓ガラスだけの交換に比べると、費用が高くなる傾向があることも、あわせて理解しておく必要があるでしょう。

窓交換リフォームの施工方法と費用の目安

窓を交換するときには、壁を壊して新しい窓を取り付けるのは難易度が高く、また費用が高額になりがちです。そのため窓交換リフォームは、既存の窓枠の内側に新しい窓枠を取り付ける「カバー工法」がおすすめです。

ただし、「カバー工法」では窓サイズがやや小さくなります。新しい窓サイズに慣れるまでは、少し気になるかもしれません。また、既存の窓枠の状態が悪ければ、窓交換が難しい場合もあります。

窓交換リフォームの施工方法(カバー工法)

カバー工法は既存の窓枠に被せるため、窓枠の色も変えられる

外から見えにくい窓にすることが目的である場合、窓ガラスは型ガラスやすりガラスなど、外から見えにくいを選びましょう。カバー工法による窓交換リフォームの費用目安は、窓サイズや窓枠の種類により以下のとおりなので、参考にしてください。

 

■マドリモ 断熱窓:引違い窓 参考価格例 [商品代+工事費(税込)]

仕様 掃出し窓など 腰高窓など 小窓
サイズ 大サイズ(掃き出し窓) 中サイズ(腰高窓など) 小サイズ(小窓)
戸建用
(樹脂窓)
約27~37万円 約18~25万円 約15~22万円
戸建用
(アルミ樹脂複合窓)
約23~31万円 約16~23万円 約14~20万円
マンション用
(アルミ樹脂複合窓)
約29~40万円 約21~30万円 約18~27万円

※ 参考価格は商品価格に工事費等(現地調査費、配送費、施工費、取付諸経費、消費税(10%)等)を含めた場合のご参考としてお考えください。お客様への販売価格は、お客様の住居の状況や商品仕様、窓・ガラスの種類等により変わります。また、MADOショップごとに販売価格の設定基準も異なります。
※ 2021年9月時点の全国のMADOショップ(北海道、沖縄等の一部の地域を除きます。)を対象に実施した実勢価格調査の結果および2023年1月時点のYKK APの公表価格に基づき算出した価格帯一例です。
<断熱窓(樹脂窓)>Low-E複層ガラス入2枚建、クリアネット網戸、樹脂額縁(見切材付)含む。その他オプション別途。 <断熱窓(アルミ樹脂複合窓)>複層ガラス入2枚建、クリアネット網戸、樹脂額縁(見切材付)含む。その他オプション別途。 <断熱窓 マンション用(アルミ樹脂複合窓)>複層ガラス入2枚建、クリアネット網戸(XMH)、樹脂額縁(見切材付)含む。その他オプション別途。

外から見えにくい窓にする方法④:内窓を付ける

外から見えにくい窓にする方法には、内窓リフォームで、外から見えにくい窓ガラスを内窓として取り付ける方法もあります。

内窓リフォームとは、既存の窓の室内側に、新しく窓を取り付け二重窓にする方法です。

外から見えにくい窓にする方法④:内窓を付ける

内窓リフォームのメリット・デメリット/注意点

内窓リフォームを選ぶメリットは、既存の窓はそのまま残しながら、室内側に新しい窓を設置できることです。そのため、分譲マンションでも対応できるケースが多いのがメリットです。ただしマンションによって規約が異なるため、設置の可否はあらかじめ確認することが重要です。

内窓をつけることで、断熱性能と防音性能が向上し、結露も防ぎやすくなるのでおすすめです。ただし、内窓の設置は、既存の窓によっては難しい場合があります。例えば外側になる既存の窓が、内側に倒れて開閉するタイプの場合は、開閉できなくなるかもしれませんので注意しましょう。

なお賃貸物件の場合、内窓の設置にはオーナーの許可が必要になります。また許可を得て設置した場合も、退去時には原状回復が必要です。また、内窓を取り付けると窓が二重になるため、窓の開閉に手間がかかるようになることもデメリットとして理解しておきましょう。

内窓リフォームの施工方法と費用の目安

内窓リフォームでは、既存の窓枠の室内側に新しい窓枠を取り付けます。

外から見えない窓にするのが目的の場合、内窓のガラスは、目隠し効果の高いものを選びましょう。

内窓リフォームの施工方法

二重窓にすると空気の層ができるので、断熱効果も得られる

内窓リフォームの費用の目安は、窓の大きさや窓の種類によって異なりますが、おおむね以下のとおりです。

 

マドリモ 内窓 プラマード U:引違い窓 参考価格例 [商品代+工事費(税込)]

サイズ 掃出し窓など 腰高窓など 小窓
仕様 大サイズ(掃き出し窓) 中サイズ(腰高窓など) 小サイズ(小窓)
複層ガラス 約11~19万円 約6~13万円 約5~11万円
Low-E複層ガラス
ガス入りアルミスペーサー
約14~23万円 約8~14万円 約6~12万円

※ 参考価格は商品価格に工事費等(現地調査費、配送費、施工費、取付諸経費、消費税(10%)等)を含めた場合のご参考としてお考えください。お客様への販売価格は、お客様の住居の状況や商品仕様、窓・ガラスの種類等により変わります。また、MADOショップごとに販売価格の設定基準も異なります。
※ ふかし枠等オプション別途。
※2: 2021年9月時点の全国のMADOショップ(沖縄等の一部の地域を除きます。)を対象に実施した「プラマード U(複層ガラス)」の実勢価格調査の結果および2023年1月時点のYKK APの公表価格に基づき算出した価格帯一例です。

外から見えにくい窓にする方法⑤:ルーバーを付ける

外から見えにくい窓にするには、既存の窓の外側に、ルーバーを設置するのも方法の一つです。

ルーバーとは、細長い羽を平行に隙間を設けて並べたもので、目隠しや通風(換気)、日よけ(遮熱)などの目的で使われます。

外から見えにくい窓にする方法⑤:ルーバーを付ける

ルーバーを付けるメリット・デメリット/注意点

ルーバーを付けるメリットは、羽根の角度を変えられるアイテムなら、設置場所や時間・温度などにあわせて角度を調整したり、通風・採光の調整もできることです。さらに羽については不透明で目隠し効果の高いタイプ・半透明でほどよい採光と目隠し効果を両立できるタイプがあるので、どの程度の目隠し効果を望むのかにあわせて選べます。

ルーバー設置リフォームは、窓を交換するのと比較すると、施工が簡単なのもメリットです。ただし、外側に開くタイプの窓の場合、開けられなくなるので注意が必要です

ルーバー設置リフォームの費用の目安

ルーバー設置リフォームの費用の目安は、以下のとおりです。

 

ルーバー 参考価格例 [商品代+工事費(税込)]

商品 参考価格
多機能ルーバー(アルミルーバー 標準 壁付) 約8~12万円

※ 参考価格は商品価格に工事費等(現地調査費、配送費、施工費、取付諸経費、消費税(10%)等)を含めた場合のご参考としてお考えください。お客様への販売価格は、お客様の住居の状況や商品仕様、窓・ガラスの種類等により変わります。また、MADOショップごとに販売価格の設定基準も異なります。
※ 参考価格は、2023年7月時点の全国のMADOショップ(北海道、沖縄等の一部の地域を除きます。)を対象に実施した実勢価格調査の結果およびYKK APの公表価格に基づき算出した価格帯一例です。 【公表価格算出条件】アルミルーバー、標準(上下同時可動タイプ)、左右連動無(分割操作)、壁付ブラケット(出幅60)、W1285H1200

外から見えにくい窓にする方法⑥:シャッターを付ける

外から見えにくい窓にしたいときには、シャッターを後付けする方法もあります。

「シャッターを付けたら暗くなるのでは」と思ってしまいますが、スリットシャッターなら問題ありません。スリットシャッターは、スラットと呼ばれる板状のパーツが連なった構造になっているので、シャッターを閉じて外から見えにくい状態でも通風や採光が可能です。

外から見えにくい窓にする方法⑥:シャッターを付ける

シャッターを付けるメリット・デメリット/注意点

シャッターを付けるメリットは、外から室内が見えにくくなるだけでなく、窓からの侵入を防げるため防犯対策になることです。また台風で暴風が吹くときに、飛来物から窓を守れるため、防災対策にもなります。

リモコンで開閉出来るタイプを選べば、いちいち窓を開けなくても操作できるのでおすすめです。

シャッターを付けるデメリットは、手動タイプを選んだ場合、開閉の手間がかかることです。またスリットシャッターを選ばない限り、シャッターを完全に下ろしてしまうと、外からの視線を完全に防げるものの、採光や通風は難しくなります。

シャッター設置リフォームの費用の目安

シャッター設置リフォームの費用は、シャッターの種類によって異なりますが、目安は以下のとおりです。

 

ドアリモ シャッター 参考価格例 [商品代+工事費(税込)]

商品 特長 参考価格
リモコンスリットシャッターGR 電動/通風/耐風 約42~50万円
リモコンシャッター 電動 約30~35万円
手動シャッター 手動 約17~21万円

※ 参考価格は商品価格に工事費等(現地調査費、配送費、施工費、取付諸経費、消費税(10%)等)を含めた場合のご参考としてお考えください。お客様への販売価格は、お客様の住居の状況や商品仕様、窓・ガラスの種類等により変わります。また、MADOショップごとに販売価格の設定基準も異なります。
※ <参考価格例の寸法>シャッター、雨戸等の外部干渉物のないテラス窓(幅168cm×高さ208cm)に取付けた場合としています。 ※ 下地部材小、点検板(標準)付。電気工事費は外部電源なし、電源までの距離約5mの場合としています ※ 参考価格は、2020年9月時点の全国のMADOショップ(北海道、沖縄等の一部の地域を除きます。)を対象に実施した実勢価格調査の結果および2024年2月時点のYKK APの公表価格に基づき算出した価格帯一例です。

外から見えにくい窓にするときのポイントと注意点

最後に、外から見えにくい窓にするときの、ポイントと注意点をご紹介します。

外から見えにくい窓にするときのポイントと注意点

プライバシー保護と採光のバランスを考慮する

外から見えにくい窓にしたいと考えるあまり、部屋が暗くなり過ぎないよう、プライバシー保護と採光のバランスには注意が必要です。

例えば透過度が極度に低い目隠しフィルムや、スリットタイプではないシャッターを選んでしまうと、外からの視線は遮ることができるものの、日中でも照明をつけっぱなしになるかもしれません。プライバシーを守れても、暗い室内で暮らすのは快適な暮らしとは言い難くなります。外から見えにくい窓にするときには、できるだけ暗くなりにくい方法を考えましょう。

部屋の雰囲気を損なわない方法を選ぶ

窓の目隠し方法を選ぶ際は、部屋の雰囲気との調和を考えることも重要です。

とくに目隠しフィルムは、ほかの方法と比べるとややチープな印象になる傾向があります。部屋のイメージを大きく損ないたくないのであれば、窓ガラス交換や窓交換などを選ぶのが無難です。

窓ガラスを交換する場合は、部屋のインテリアに合ったデザインのガラスを選ぶとよいでしょう。内窓や窓交換リフォームでは、ガラスだけでなく、窓枠の色選びも重要です。カタログだけで色を決めずに、リフォームする部屋全体のイメージを損なわないかをよく検討したうえで選ぶことをおすすめします。

カラーサンプルや色見本を取り寄せたり、実際にショールームで確認できる場合は活用しましょう

あわせて住宅性能の向上も考える

見えにくい窓にするときに、あわせて住宅性能の向上も考えると、一石二鳥の効果が得られるのでおすすめです。

例えば窓ガラス交換や窓交換、内窓の設置などのリフォームは、複層ガラスや樹脂サッシを選ぶことで断熱性能を向上したり、結露を低減したりできるようになります。シャッターを後付けすれば、防犯性能や防災性能を上げることも可能です。

窓のリフォームは何度もおこなうものではないからこそ、どの方法を選ぶとより快適に暮らせるようになるかを考えましょう。

まとめ

外から見えにくい窓にする方法は複数あります。どの方法が適切なのかは、住んでいるのが一戸建てなのかマンションなのか、自分の家なのか賃貸物件なのかなどにより異なります。それぞれかかる費用も違うので、予算に合わせて適切な方法を考えましょう。

どの方法が適しているのか、予算内でどのリフォームができるのかを知りたいときには、まずはリフォーム会社や施工店に相談してみてくださいね

外から見えにくい窓にする方法は複数あります。

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